昨日のテンションが完全に、過去のことになってしまった。人生、ほんとうに、明日のことはわからない。玄関の靴を整理したのが、よかったのかもしれない。
メンコ後に、なんとなくひかれて入った美容院の担当さんが、以前私が仕事をし記事を書いていた雑誌の読者さんだった。しかも、この話の偶然というか奇妙な縁というかは、もう少し続くんだけど、ここから先はここに書くべきではないので伏せる。すごく親しい気持ちに包まれた。会計時に、次も指名すると約束して店を出た。
それにしても、こういう引き寄せというのは、あるんだなと感じた。やっぱり胸騒ぎのような予兆を伴った。ちょっと違うのかもしれないけれど、ある種のエラン・ヴィタールではないかと思った。ベルクソンさん、曲解だったらごめんなさい。でも、私のなかでは、大きななにかがうまく、変わってくれた。今日がタイミングだったのかもしれない。
というわけで、ふとした思いつきのままに、髪を切った。ロングにはかわりないけれど、全体に軽く、かつ、ずっと顎下より長く残していた前髪を、鼻先が隠れる長さで厚めに出した。スタイリングの幅が広がりそうで、気に入っている。