すごく久しぶりに、うちでワインをあけた。二十代のころはよく自宅で飲んでいたし、本質的に酒飲みだから、むしろ自制できるときには控えるべきだと思って生活している。たまに飲みたくなるときは大抵、少しもの寂しい気分だったりする。そういうモードだから、酔ってぼんやりしている状態には、ほっとできる心地よさを感じる。ドラッグだなあと思う。ちなみに、ヴィノスやまざきが職場のすぐ近くにある。
ファミマで買った缶コーヒーに、北斗の拳に出てくる人物の決め科白が浮かび上がる、LEDライトのおまけがついていた。選んだわけではなかったんだけど、私のコーヒーについていたのはサウザーで、ライトを照らすと赤い光の中に平仮名で「ひかぬ!! こびぬ!! かえりみぬ!!」とあった。かっこいい。サウザーといえば、Hが気に入っていた「もう一度ぬくもりを」(だっけ?)の科白しか記憶になかったんだけど、この「ひかぬ!! こびぬ!! かえりみぬ!!」という科白は、今酔っぱらっているせいもあってか、すごく気に入った。読み上げたときの語呂も好きだ。ラオウの超有名な最期の科白もかっこいいけれど、こっちのほうが自分は好きだ。
片想いは恋愛の醍醐味というより、むしろ本質ではないかと思う。