絵、描いてる? 最近私は描きたい欲があって、それもきれいに咲いた花を描きたい。あれだけ花の絵を見るたびに性器を描くなんてどうよなんて思ってたくせに、今は描きたい。そればかりを見ていると、やっぱりそういう気分になる。植物も描きたい。油彩でもいいし、ボールペン一本で線画に挑戦してみてもいい。私がかたちにできるかはわからないけれど、少なくとも写生は得意だったから、最悪まっとうな絵にはなると思う。
今日は早く帰れたから、掃除をして、シーレの画集をひさしぶりに開いた。ああいうふうにからだをとらえて主題にできるのは、ほんとうにすごい。一本の無駄な線もないデッサン。線の振れかたの危うさ。ラフなものも、描き込んだものも、目線のあうものも、窃視するものも、油彩も、水彩も、どれも見入ってしまう。
28で死んだ画家の絵だから当たり前なんだけれど、20代の絵なのね。自画像も性器の露出も、なにもかもすべて。とても20代を感じる。今の自分が眺める目線は、20代の頃にそれを観ていた視点とは違うけれど、でもやっぱり惹かれる。いつかまた、本物を見たい。
エゴン・シーレ―ドローイング水彩画作品集 これは万人受けしそうだから飾ってみた

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はじめてではないんだけど、ヅカっぽいってお言葉をまた。そのへんは男前なんで。へんな話、モテ男子を産める素養は持ってるんだよねえ。モテ女子は無理かもだけど。