夜中でもそれほど寒くない。

徐々に疲れが溜まってるかなという感じがちょっとする。それでも今日は早起きしようと決めて、実際に少しできた。家を出る時間を、まずは15分前倒しにしたい。夜も1時には寝ていたい。
昨日今日と23時過ぎに会社を出ている。前の職場でデスクがやってた仕事を、今は私がやっているような、そんな感じで毎日働いている。特に何かを習ったわけではなかったけれど、人への仕事のふりかたも全体のスケジュール管理も本当にすごい人だったから、あの姿を見ているだけでも、たぶん得るものがたくさんあったんだと思う。あのイメージでやってる。前のデスク以上に仕事ができると感じる人は、今のところいない。本当にできる人は、会社になんか守られなくても、信頼とクオリティと人柄とで仕事をとってやっていけるのかもなあと思った。編集者の仕事って、企画出しやそれにいたる分析・観察は当然のこととして、ようは能力の違うたくさんの人が関わる作業のスケジュールの組立てと割振りと監視(あるいは励まし)、そして結果としての作業の実現なんだけど、どんな仕事よりもこれが難しいと私は思うし、またやりがいもあると思う。それこそ大手出版社ではなく在野のフリーでまるまる一冊つくる作業のコントロールぶりを見てきたわけだから、さらに厳しさも面白みも感じられたのかもしれない。自分もやり、かつ全体も見る。とりあえず、そこが私の基準。

私は会社の内部チームではなくて、ひとりでほかの会社の中に入って、企画のプレゼンをしたり、実現への手順を整理して指示を出したり、彼らのスケジュールを組んだりしているような感じ。負荷も責任もあるけれど、自分なりに取り組む思いで、すごく楽しめてる。もっと向上して、デスクの年にはデスクを超えたいと明確に思った。
人に愛されないと、人は使えない。努力している自分を見せないと、人には愛されない。この人なら信頼できるだとか、この人にならついていきたいと思わせるような人間であること。それがいちばん肝要なのかもしれない。

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自分のサッカーサイトを振り返ると、いかにもエディターのブログだなあと思う。これ、自分ではかなり明確に特色が出てると感じている。けっしてライター型のブログじゃないのね。丁寧にひとつひとつを書く作業に専念するのはライター型で、書いたひとつひとつの並びで起承転結をつくるのがエディター型。端的に例えるなら、ニュースをひとつずつ翻訳したりコメントをつけたりして締めているのはライター型。一方、複数のニュースを並べて全体でひとつの流れやオチのある話にまとめているのはエディター型。あとは、オプタのデータからタックル馬鹿一覧みたいなアイデアが出てくるあたりも、エディター的かも。編集って、ローデータの再構築なのね。