アフィリサイトは女子モテ専念の30代行き遅れスイーツ系で行ってて、一方のサッカーサイトは男子畑で女子が女子的感性丸出しでわーわーやってる感じ。サッカーサイトの私って、自分レベルではいちばん素直に女だし、すごくすべてに応援モードが入ってるから、自分でも好き。性別雌の自分を自己肯定できる感じ。で、ここは微妙な立ち位置。自己反省的でもあり、一方では、こういう更新をやらないと読んでくれない人のためにやってるのかもしれない。
リアルでは、この世代だとまだ微妙に年下モテがあったりするけれど、たぶんそういうのも今になくなるのね。でも、それはうしろむきになることではないし、やっぱり30超えたら同性モテの方向で中身も外見も鍛えていくのが、幸せになれる道だと思う。元々そっちの人だから、なおさら自分なりには堂々と幸せになれそう。
ひとり暮らしが長い人は女性に限らず男性も、いやたぶん男性のほうがたくさんかもだけど、この先もひとりがいいって人は増えてると思う。20代で結婚しちゃえば、あとは互いに情けも生まれるだろうし、男女というより人間同士の生活になるんだろうけれど、三十路超えると男性も女性も譲れない自分ってのができちゃうから、今さら共同生活ってのは厳しい。稼ぐ人ほどそうなりがちかも。時間や場所を侵害されて、さらに稼ぎも折半になってだなんて、耐えられないもの。まあ男性は年をとっても若い子狙いでいけそうだけど、愛玩動物的な子も引き取った以上は年をとってゆくから、ひとりの時間がほしい人だと、いずれいらいらしてしまうんじゃないかと思う。生身の女はイラネって主張も、切実に判る気はするのね。そもそも、稼ぐ人は仕事を一生懸命やってるってことじゃない。そうなるとプライベートに割ける時間なんて、ほんと限られているだろうし(と、20代を振り返って思う。休みの日は寝て体力を回復して趣味に没頭したい。それは今もいっしょ)。

自分を省みれば、炊事も家事もなんでもできるし、ひとりで寂しいことも体調の不良も力仕事もAV機器の完璧な接続も全部乗り越えてきてしまったし、多くはないけど自分の稼ぎはやっぱり自分のお金であってほしいし(逆にいうと人の稼いだお金で生活するのは抵抗がある)、今さら誰かといっしょに生活するなんて、やっぱり無理なのね。最低住まいは別がいい。家に帰ったときにはひとりがいい。人間である以上、死ぬことは避けられないんだから、延命なんてしないで病んだら死ねる人でありたい。いつでもこの糞袋を元の無に返すだけのこころが持てたら、ひとり暮らしの覚悟なんてそれでいいんだもの。
人間だから、うれしいことがあれば共有したいし、つらいことを抱えていそうなら話を聞いてあげたいと思う。男女を問わず、もちろん既婚未婚を問わず、家の外にそれぞれの生活を営む、尊敬に値する友人がいてくれるなら、そんな彼女や彼を応援したい。同じ趣味で話のできる同士がいるなら、休日が楽しく過ごせるだろうし、やっぱりそういう人たちの存在も励みになる。でも、そういうのは私の生活とは別のものだし、別であってほしい。
逆にいうと、こういう考えの人とは男女問わず、つかず離れずのいい仲でいられるんだと思う。今はものすごく増えているよね。きもい連帯に訴えるようなことは言わないけれど、あくまで個人レベルで、私たちが社会のスタンダードになればいいんじゃないとは思ってる。この先、ヒト全体の意志はどっちを向くんだろう。