ひさしぶりに、電気つけっぱなし、コンタクト入れぱなしでいつの間にか寝ていた、というのをやってしまった。疲れてたみたい。入るつもりで溜めたお風呂も、そのまま冷たくなってた。
要休養な雰囲気なので、鎌倉行きはまたあらためます。せっかくだから、梅のきれいな時期にしようかな。あ、雪だ。もしかしたらやっぱり、出かけるかもしれない。

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実家に電話をして、母K子にあらためて感謝した。本当に徳のある人のこどもに生まれたんだなあと、この頃しみじみすることが多い。人生は笑顔で、自分のこころ次第で切り開くものだと思わされる。
たとえば、うちの父も母も、コンビニやスーパーでお会計をしたあとに「ありがとう(正確には、あんやとさん)」って言うんです。もちろん、親がそうだから、私もそれが当たり前だと思っていたし、私自身こどもの頃から今に至るまで、コンビニやスーパーでお会計をしたあとには必ず「ありがとう」って言っている。どんな対応をされたとしても、それにかかわらず口に出るんです。そうでないと、すっきりしない。実際、そういった挨拶や感謝の出ない自分を振り返ると、あきらかに道(自分)を見失っている状態で、物理的な生活もそれにつられて悪く悪くなっていた。両親に育ててもらった自分という人格をまっとうなものと捉えるなら、本来の自分ではなかった。こういうのを、親不孝って言うのかもしれない。
常に感謝をすること。常に笑顔でいること。常に身だしなみをきちんとすること。常に目を見て声に出して挨拶をすること。そういう生き方を教えてくれたのは、両親、特に母親だったなあと思う。私、K子が誰かの愚痴や悪口、何かに対する恨み言を言ったのを聞いたことがないんです。彼女はどんなことでもすべてをプラスに受け取って、すべてを感謝で返す。
K子は私がこどもの頃から今に至るまでずっと、私が元気ないときには「(私の名前)は笑顔が一番かわいい」って励まし方をする。これって、最高にすてきじゃない。笑うのが難しい時には、私も苦しんだけれど、そういうときにこうありたいと願ったイメージは、笑顔になることだったなと振り返って思う。こころひとつで世界は変わるんだなあと、本当に思う。