腕時計を買った。実際につけてみて気に入ったので、結局は初志貫徹のエクスプローラーⅠにした。男性用の腕時計をはめることに、ずっと憧れていたし、そういう私が、私らしいと思う。秒針のまわる音が気持ちいい。

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ひさしぶりのタラント研究。今まで観た映像のなかで、いちばん好みで、かついちばん参考にしたいのが以下。これは、通りすがりの方にも一見をおすすめしたい。上が最初で、下が後半。途中(後半の出だし)にプンタ(踵打ち)で歩き回るというかなり風変わりな振りがあって、そこはびっくりしたんだけど、今やってるタラントに近い身の振りや構成で、具体的に参考になる。
後半(下の映像)の3分38秒ごろから入る、〆のタンゴも好き。私のやりたい方向のメンコもこういう感じ。最後には4連続ケブラーダ(前かがみでの回転、頭の位置は変えないので180度回った時点では海老反りになる)で〆ているけど、私のやっている振りは前半の方に3連続のケブラーダが入るので、やっぱり要素がかぶる。回転(ブエルタ)全般は得意な方だと思うので、より切れのある回り方をしたい。
先日のユニクロックじゃないけれど、バレエよりメンコのかっこいいところのひとつは、回転の迫力だと思うのです。バレエは空気のように回る一方で、メンコはつむじ風のように回る。もちろん、メンコが他の踊りよりかっこいい部分は、ほかにもいろいろある。常に反っていたり屈んでいたりする、曲線的な動きやフォルムだとか、それによる情念表現としての、ねっとり感だとか。それこそ、反り屈み系が映えるのは長身の数少ないメリットだと思うので、私もそこで勝負したいし、活かしたい。
あと、この映像を見て、アシンメトリー上着部分は好みじゃないんだけど*1、ピンクの衣装はありだと思った。ファルダも、腰まわりがこれくらいまでぴったりしていて、かつ、これぐらい広がるのがいいんだと思う。マーメイド具合がきれい。踊り手の体型も目標になるし、貧乳女子には励みにもなる。おっぱいのある人の踊りもすてきだけど、メンコはやっぱりウエストの細さ、および腰まわりで魅せるのが好き。

*1:と思ってたんだけど、見ているうちに素敵に見えてきた。特に背中のあきぐあいがいい。