月曜に休暇をいただいて、今、金沢へ向かっています。天気がいいので、越後湯沢で2時間ほど途中下車をしようと思う。
節目節目で、たくさんの人からよい影響をいただいた。おかげで、人間として少しずつ大きくなれた。もっと胸をはれる人間になって、その人たちがいてくれたことへの恩返しをしたい。縁のあったすべての人の幸せを、本気で祈っている。どこにいても、いなくても、私が心の中で覚えているかぎり、いつもその人たちは近くにいる。会えない事実は、寂しいことじゃない。
なにかが自分の中で変わったきっかけがあった。具体的には、とある人に対して執着が生まれてしまった結果、その人を傷つけてしまった経験が、自分を大きくしてくれた。私にとっては、本当に大きな出来事だった。自分の器の小さいことを知った。
月並みだけど、己の欲望にとらわれるのは愚かなんだということ、そして、人や世界を尊重し、受け入れ、信じることが大切なんだとわかった。私ひとりの世界と向き合ってはいけない。
越後湯沢に着いた。晴天の下、燃えるように赤い山の紅葉と、うっすら積もる純白の雪化粧が美しい。